9/20(水)テイクアウト COFFEE スタンド OPEN!! VOL.1 - Coquette Online Shop

9/20(水)テイクアウト COFFEE スタンド OPEN!! VOL.1

9月20日(水) Coquette Kandaの小さな小窓にて
テイクアウトのコーヒー スタンドをOPENします。
窓が開いたら開店したんだな、と思っていただければと(当たり前か笑)

さて、どうしてBagのお店でコーヒーをやるの?
と聞こえてきそうです。ですよね。不思議ですよね。

少し長くなりますが、ここに至るまでの思いを少しお話しさせていただこうと思います。
ということで2部構成です。長い。

 

今から10年ほど前。御徒町でアトリエショップを構えて数年が経ち、台東区がものづくりの街として盛り上がってきた頃で、遠方からもショップを目指して来てくださる方も増えて気ました。初めて御徒町の駅に降り立った、なんていう方もちらほら。

「せっかくの初めての街なので、ランチしたいけれどお薦めはありますか?」「ちょっとお茶ができるところはありますか?」と聞かれることもしばしばありました。

当時は、台東区の中でも御徒町や蔵前は職人さんの街と言っても過言ではないほど、小売店がまだまだ少なく、製造を依頼しにやってくる業者の方々が多いエリア。

そんな中にアトリエショップをポツンと構えたものですから、コケットでわざわざお買い物をしてくださった後に、楽しく過ごせる街になるには何が必要か?、とずっと考えていたものです。

都市デザインなど学んだこともない私ですが、人が滞在する・もしくは訪れる意味、立ち寄った後に必要とするものや、また来ようと思ってもらえる街になるには、、、など結構真剣に。

そして出した答えが、

私たちのような小売店以外に、花屋さん、本屋さん、こだわりのパン屋さん、そしてカフェの4つがあるといいな、ということでした。

Bagも含めたそれらは生きていく上で絶対必要かというと、後回しにされてしまうものだけど、これらに触れると、日々の生活の中に少しの余裕や安らぎやワクワク♪が得られ気持ちが豊かになる。

そんな毎日の中に、ちょっぴりコケットが関わることができたらなと。

その考えはシビックプライドだね、と言われて本を読んだり、仲間たちとイベントを開催したこともあったり。

 

通勤の方々とのおはようの挨拶や、美味しいご飯屋さん情報の交換など、他愛のない会話ができたら。
Bagを売っているが故のお店の敷居の高さやハードルを無くせないものだろうか、という悩みにも直面です。

あぁコーヒー出せたらいいな。

(ここからは心の声です)

コーヒー大好き。毎日必ず飲む。
あれ、珈琲好きのバッグ屋さんがやっているコーヒーってどうだろう。
美味しい豆を丁寧に淹れたスペシャルティコーヒー。
珈琲豆の品評では良い香りの表現に「革のような」という褒め言葉もあるんだって。

いいな革とコーヒー。

コーヒーに合う大好きなパンや焼き菓子も一緒におすすめできたらいいな。
たまにお花屋さんがやってきてイベントをしてもらいたいな。
ってことは将来そんなスペースもお店に作らなきゃ。

と、妄想は宇宙レベル。

 

妄想から10年。

ビルの取り壊しに伴い神田に移転し、念願が叶い神田の新店舗ではテイクアウトのコーヒーを提供できる内装に、2階にはイベントができるスペースを併設しました。

9月20日(水)ようやくOPENです。

 

2部へ続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

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