设计师之声

Coquetteを自ら深掘りしてみます「伝統的な技法と現代的な技術のバランスについて」 - Coquette Online Shop

Coquetteを自ら深掘りしてみます「伝統的な技法と現代的な技術のバランスについて」

今日は、自らをちょっと深掘りしてみようと思います。 コケットについて説明する際『日本に古くから伝わる袋物の技術に、 新しいデザインのエッセンスを加えた製法である』とお伝えしていました。では、伝統的な技法と現代的な技術をどのようなバランスを取っているのか? 私が思う伝統的な技術とは、 例えば昔のバッグは金具が隠されているものが多いように思います。金具を丁寧に革で巻いて金属を剥き出しにしなかったり、ファスナーが丸見えにならないように革で覆っているなど。光るものを華美として隠したのではないかと思います。ただ、全く質素というわけではなく着物の時代なら長襦袢、ジャケットやスーツなら内側に凝った生地や刺繍を施すなど、自分だけの見えないオシャレを楽しんでいた国民性、奥ゆかしさを感じます。 その他、昔はそれほど芯材の種類も無かったのだと思うのですが、バッグといえばお出かけ用のハンドバッグだったようにガッチリと重いものが多かったと思います(だから革のバッグは重いと刷り込まれている場合が多い) また、スポーティさがファッションに加わったのはごく最近のこと。布バッグやエコバッグのような日常使いができるカジュアルさがなく、革のバッグだとしても革の風合いを生かした、くったりしたシルエットのバッグも無かったと思います。 一方、フォーマルなクラッチバッグやハンドバッグの芯材は、硬い紙を使用している物が多く、紙に生地を貼り込んで縫い目が見えない作り方をよく目にします。非日常で使うものなので紙で良いのでしょうね。   では現在のコケットは、最近はオリジナルの金具を使用することも増えたので、あえてアクセントとして金具を隠さないことが多々ありますが、背胴(背面)についているファスナーには前者のような見えない工夫をすることもあります。服地に引っかからないなどの利点も兼ねています。また、バッグの内装(裏地の色)の配色をカラフルにするなど見えないところにもこだわっています。 また、ハンドバッグか、カジュアルか、フォーマルなのかによってどの技術を使用するか、またその形ができる職人さんに依頼するのかを決めます。デザイン次第でバランスを取っています。 伝統的と現代的な技術は、必要なものにその都度合わせるものだと思うので、バッグ1本でバランスを図るというよりも、ブランド全体の多々あるバッグの中で使用目的に合わせて伝統的と現代的が交差しているイメージです。 コケットのラインナップにはどちらも必要不可欠。現代的な技術も基礎があってこそ作れると思っているので、デザインを網羅し形を実現してくれる職人さんも、コケットにはなくてはならない存在です。      

Coquetteを自ら深掘りしてみます「伝統的な技法と現代的な技術のバランスについて」

今日は、自らをちょっと深掘りしてみようと思います。 コケットについて説明する際『日本に古くから伝わる袋物の技術に、 新しいデザインのエッセンスを加えた製法である』とお伝えしていました。では、伝統的な技法と現代的な技術をどのようなバランスを取っているのか? 私が思う伝統的な技術とは、 例えば昔のバッグは金具が隠されているものが多いように思います。金具を丁寧に革で巻いて金属を剥き出しにしなかったり、ファスナーが丸見えにならないように革で覆っているなど。光るものを華美として隠したのではないかと思います。ただ、全く質素というわけではなく着物の時代なら長襦袢、ジャケットやスーツなら内側に凝った生地や刺繍を施すなど、自分だけの見えないオシャレを楽しんでいた国民性、奥ゆかしさを感じます。 その他、昔はそれほど芯材の種類も無かったのだと思うのですが、バッグといえばお出かけ用のハンドバッグだったようにガッチリと重いものが多かったと思います(だから革のバッグは重いと刷り込まれている場合が多い) また、スポーティさがファッションに加わったのはごく最近のこと。布バッグやエコバッグのような日常使いができるカジュアルさがなく、革のバッグだとしても革の風合いを生かした、くったりしたシルエットのバッグも無かったと思います。 一方、フォーマルなクラッチバッグやハンドバッグの芯材は、硬い紙を使用している物が多く、紙に生地を貼り込んで縫い目が見えない作り方をよく目にします。非日常で使うものなので紙で良いのでしょうね。   では現在のコケットは、最近はオリジナルの金具を使用することも増えたので、あえてアクセントとして金具を隠さないことが多々ありますが、背胴(背面)についているファスナーには前者のような見えない工夫をすることもあります。服地に引っかからないなどの利点も兼ねています。また、バッグの内装(裏地の色)の配色をカラフルにするなど見えないところにもこだわっています。 また、ハンドバッグか、カジュアルか、フォーマルなのかによってどの技術を使用するか、またその形ができる職人さんに依頼するのかを決めます。デザイン次第でバランスを取っています。 伝統的と現代的な技術は、必要なものにその都度合わせるものだと思うので、バッグ1本でバランスを図るというよりも、ブランド全体の多々あるバッグの中で使用目的に合わせて伝統的と現代的が交差しているイメージです。 コケットのラインナップにはどちらも必要不可欠。現代的な技術も基礎があってこそ作れると思っているので、デザインを網羅し形を実現してくれる職人さんも、コケットにはなくてはならない存在です。      

9/20(水)テイクアウト COFFEE スタンド OPEN!! VOL.2 - Coquette Online Shop

9/20(水)テイクアウト COFFEE スタンド OPEN!! VOL.2

テイクアウトスタンドのOPENには欠かせない人がいます。 私立珈琲小学校の吉田先生。 吉田先生、錦糸町に行列ができるカフェCOFFE ELEMENTARY SCHOOLの主宰(校長先生)でもあります。  あ、吉田先生は元小学校の先生。なので吉田先生。 今回コケットオリジナルの焙煎珈琲豆や、コケットらしいオペレーションを加味した道具のセレクト、美味しいコーヒーの淹れ方に至るまで、優しく時には熱くご指導いただきました。 今から遡ること数年前。台東区で開催された「ものまち」イベント中に、コケット店内で吉田先生に出張でコーヒーを淹れてもらうことになりました。 店内はコーヒーの香りに包まれて朝から優しい気分。普段感じるバッグ素材の革の香りと違和感がないことが不思議でした。 美味しいコーヒーが毎日飲める楽しさに加えて、吉田先生の珈琲にまつわる興味深いお話をたくさん聞くうちに、 コケットが皆さんの生活の一部になることはできないものだろうか、と体の底から沸々と感じるものがありました。 それからしばらくして、世界が、街が、人の気持ちが、何もかもが大きく変わった時期を経て、コケットも心機一転ビルの取り壊しに伴い移転をすることが決まり、あの湧き上がってくる気持ちに正直に向き合ってみようと決意しました。 私、コーヒーやる!! かなりの覚悟と決心でした。Bag屋さんですし笑 コーヒー出すことになったら力になりますよと、言ってくださっていた吉田先生の言葉も大きかったと思います。   ようやく準備が整いました。Coquette Kanda テイクアウトスタンド 9月20日(水)OPENします! 神田という新しい場所で、コケットを目指してきていただける方はもちろんコーヒーを通してご近所さんや地域の方々と共に、毎日が少し豊かな気持ちになれるような、Coquette Kandaはそんな存在になれたらいいなと思います。 食いしん坊でコーヒーとお酒をこよなく愛し、日々面白いネタを探している2人が、心を込めて美味しいコーヒーを淹れますよ。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。    Coquette Kanda 東京都千代田区神田多町2-8-14定休日:日・月・火・不定休(お店のスケジュールに準じます)営業時間 : 11:00 〜18:00  ...

9/20(水)テイクアウト COFFEE スタンド OPEN!! VOL.2

テイクアウトスタンドのOPENには欠かせない人がいます。 私立珈琲小学校の吉田先生。 吉田先生、錦糸町に行列ができるカフェCOFFE ELEMENTARY SCHOOLの主宰(校長先生)でもあります。  あ、吉田先生は元小学校の先生。なので吉田先生。 今回コケットオリジナルの焙煎珈琲豆や、コケットらしいオペレーションを加味した道具のセレクト、美味しいコーヒーの淹れ方に至るまで、優しく時には熱くご指導いただきました。 今から遡ること数年前。台東区で開催された「ものまち」イベント中に、コケット店内で吉田先生に出張でコーヒーを淹れてもらうことになりました。 店内はコーヒーの香りに包まれて朝から優しい気分。普段感じるバッグ素材の革の香りと違和感がないことが不思議でした。 美味しいコーヒーが毎日飲める楽しさに加えて、吉田先生の珈琲にまつわる興味深いお話をたくさん聞くうちに、 コケットが皆さんの生活の一部になることはできないものだろうか、と体の底から沸々と感じるものがありました。 それからしばらくして、世界が、街が、人の気持ちが、何もかもが大きく変わった時期を経て、コケットも心機一転ビルの取り壊しに伴い移転をすることが決まり、あの湧き上がってくる気持ちに正直に向き合ってみようと決意しました。 私、コーヒーやる!! かなりの覚悟と決心でした。Bag屋さんですし笑 コーヒー出すことになったら力になりますよと、言ってくださっていた吉田先生の言葉も大きかったと思います。   ようやく準備が整いました。Coquette Kanda テイクアウトスタンド 9月20日(水)OPENします! 神田という新しい場所で、コケットを目指してきていただける方はもちろんコーヒーを通してご近所さんや地域の方々と共に、毎日が少し豊かな気持ちになれるような、Coquette Kandaはそんな存在になれたらいいなと思います。 食いしん坊でコーヒーとお酒をこよなく愛し、日々面白いネタを探している2人が、心を込めて美味しいコーヒーを淹れますよ。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。    Coquette Kanda 東京都千代田区神田多町2-8-14定休日:日・月・火・不定休(お店のスケジュールに準じます)営業時間 : 11:00 〜18:00  ...

9/20(水)テイクアウト COFFEE スタンド OPEN!! VOL.1 - Coquette Online Shop

9/20(水)テイクアウト COFFEE スタンド OPEN!! VOL.1

9月20日(水) Coquette Kandaの小さな小窓にて テイクアウトのコーヒー スタンドをOPENします。 窓が開いたら開店したんだな、と思っていただければと(当たり前か笑) さて、どうしてBagのお店でコーヒーをやるの?と聞こえてきそうです。ですよね。不思議ですよね。 少し長くなりますが、ここに至るまでの思いを少しお話しさせていただこうと思います。ということで2部構成です。長い。   今から10年ほど前。御徒町でアトリエショップを構えて数年が経ち、台東区がものづくりの街として盛り上がってきた頃で、遠方からもショップを目指して来てくださる方も増えて気ました。初めて御徒町の駅に降り立った、なんていう方もちらほら。 「せっかくの初めての街なので、ランチしたいけれどお薦めはありますか?」「ちょっとお茶ができるところはありますか?」と聞かれることもしばしばありました。 当時は、台東区の中でも御徒町や蔵前は職人さんの街と言っても過言ではないほど、小売店がまだまだ少なく、製造を依頼しにやってくる業者の方々が多いエリア。 そんな中にアトリエショップをポツンと構えたものですから、コケットでわざわざお買い物をしてくださった後に、楽しく過ごせる街になるには何が必要か?、とずっと考えていたものです。 都市デザインなど学んだこともない私ですが、人が滞在する・もしくは訪れる意味、立ち寄った後に必要とするものや、また来ようと思ってもらえる街になるには、、、など結構真剣に。 そして出した答えが、 私たちのような小売店以外に、花屋さん、本屋さん、こだわりのパン屋さん、そしてカフェの4つがあるといいな、ということでした。 Bagも含めたそれらは生きていく上で絶対必要かというと、後回しにされてしまうものだけど、これらに触れると、日々の生活の中に少しの余裕や安らぎやワクワク♪が得られ気持ちが豊かになる。 そんな毎日の中に、ちょっぴりコケットが関わることができたらなと。 その考えはシビックプライドだね、と言われて本を読んだり、仲間たちとイベントを開催したこともあったり。   通勤の方々とのおはようの挨拶や、美味しいご飯屋さん情報の交換など、他愛のない会話ができたら。Bagを売っているが故のお店の敷居の高さやハードルを無くせないものだろうか、という悩みにも直面です。 あぁコーヒー出せたらいいな。 (ここからは心の声です) コーヒー大好き。毎日必ず飲む。あれ、珈琲好きのバッグ屋さんがやっているコーヒーってどうだろう。美味しい豆を丁寧に淹れたスペシャルティコーヒー。珈琲豆の品評では良い香りの表現に「革のような」という褒め言葉もあるんだって。 いいな革とコーヒー。 コーヒーに合う大好きなパンや焼き菓子も一緒におすすめできたらいいな。たまにお花屋さんがやってきてイベントをしてもらいたいな。ってことは将来そんなスペースもお店に作らなきゃ。 と、妄想は宇宙レベル。   妄想から10年。 ビルの取り壊しに伴い神田に移転し、念願が叶い神田の新店舗ではテイクアウトのコーヒーを提供できる内装に、2階にはイベントができるスペースを併設しました。...

9/20(水)テイクアウト COFFEE スタンド OPEN!! VOL.1

9月20日(水) Coquette Kandaの小さな小窓にて テイクアウトのコーヒー スタンドをOPENします。 窓が開いたら開店したんだな、と思っていただければと(当たり前か笑) さて、どうしてBagのお店でコーヒーをやるの?と聞こえてきそうです。ですよね。不思議ですよね。 少し長くなりますが、ここに至るまでの思いを少しお話しさせていただこうと思います。ということで2部構成です。長い。   今から10年ほど前。御徒町でアトリエショップを構えて数年が経ち、台東区がものづくりの街として盛り上がってきた頃で、遠方からもショップを目指して来てくださる方も増えて気ました。初めて御徒町の駅に降り立った、なんていう方もちらほら。 「せっかくの初めての街なので、ランチしたいけれどお薦めはありますか?」「ちょっとお茶ができるところはありますか?」と聞かれることもしばしばありました。 当時は、台東区の中でも御徒町や蔵前は職人さんの街と言っても過言ではないほど、小売店がまだまだ少なく、製造を依頼しにやってくる業者の方々が多いエリア。 そんな中にアトリエショップをポツンと構えたものですから、コケットでわざわざお買い物をしてくださった後に、楽しく過ごせる街になるには何が必要か?、とずっと考えていたものです。 都市デザインなど学んだこともない私ですが、人が滞在する・もしくは訪れる意味、立ち寄った後に必要とするものや、また来ようと思ってもらえる街になるには、、、など結構真剣に。 そして出した答えが、 私たちのような小売店以外に、花屋さん、本屋さん、こだわりのパン屋さん、そしてカフェの4つがあるといいな、ということでした。 Bagも含めたそれらは生きていく上で絶対必要かというと、後回しにされてしまうものだけど、これらに触れると、日々の生活の中に少しの余裕や安らぎやワクワク♪が得られ気持ちが豊かになる。 そんな毎日の中に、ちょっぴりコケットが関わることができたらなと。 その考えはシビックプライドだね、と言われて本を読んだり、仲間たちとイベントを開催したこともあったり。   通勤の方々とのおはようの挨拶や、美味しいご飯屋さん情報の交換など、他愛のない会話ができたら。Bagを売っているが故のお店の敷居の高さやハードルを無くせないものだろうか、という悩みにも直面です。 あぁコーヒー出せたらいいな。 (ここからは心の声です) コーヒー大好き。毎日必ず飲む。あれ、珈琲好きのバッグ屋さんがやっているコーヒーってどうだろう。美味しい豆を丁寧に淹れたスペシャルティコーヒー。珈琲豆の品評では良い香りの表現に「革のような」という褒め言葉もあるんだって。 いいな革とコーヒー。 コーヒーに合う大好きなパンや焼き菓子も一緒におすすめできたらいいな。たまにお花屋さんがやってきてイベントをしてもらいたいな。ってことは将来そんなスペースもお店に作らなきゃ。 と、妄想は宇宙レベル。   妄想から10年。 ビルの取り壊しに伴い神田に移転し、念願が叶い神田の新店舗ではテイクアウトのコーヒーを提供できる内装に、2階にはイベントができるスペースを併設しました。...

Coquette Grand Opening !! - Coquette Online Shop

Coquette Grand Opening !!

  GRAND OPENのお知らせ 8月11日(金)に千代田区神田に移転しGRAND OPENすることになりました!!オフィス街と下町が織りなす街、神田。引っ越す前からご挨拶を交わす方もいたほど、懐かしさと安心感が心地よい街です。 コケットはここ神田で弊社ブランドだけでなくギフトをコンセプトにしたアイテムと、コーヒーのテイクアウトスタンドを併設したセレクトSHOPとして生まれ変わります。 毎日行き交う方々と気軽に挨拶ができるような、皆さんが集える場所になれますように、今までの素敵な出会いや経験をもとに、これからの10年を見据えた新しいコケットのチャレンジです。 *テイクアウトスタンドは9月以降ぼちぼちオープン予定です   ランチや、夜の食べ物屋さんも豊富でコケットの2人は目移りする毎日。 アクセスも良くなり駅からも近いので、是非みなさまのお越しをお待ちしております。   Coquette  林きょうこ 田島智子 今後、Shop情報はinstagram → @coquette.kandaCoquetteのBAGブランド情報はinstagram → @coquette.bag にて発信します。ぜひ皆様フォローしてください☆   *定休日や営業時間は以前と異なっております。またOpenしてしばらくは営業時間に変動があるかもしれません。Shop営業については、instagramの@coquette.kandaでお知らせをします。 Coquette株式会社 〒1010046東京都千代田区神田多町2-8-14 佐一多町ビルWeb: www.coquette.jp        

Coquette Grand Opening !!

  GRAND OPENのお知らせ 8月11日(金)に千代田区神田に移転しGRAND OPENすることになりました!!オフィス街と下町が織りなす街、神田。引っ越す前からご挨拶を交わす方もいたほど、懐かしさと安心感が心地よい街です。 コケットはここ神田で弊社ブランドだけでなくギフトをコンセプトにしたアイテムと、コーヒーのテイクアウトスタンドを併設したセレクトSHOPとして生まれ変わります。 毎日行き交う方々と気軽に挨拶ができるような、皆さんが集える場所になれますように、今までの素敵な出会いや経験をもとに、これからの10年を見据えた新しいコケットのチャレンジです。 *テイクアウトスタンドは9月以降ぼちぼちオープン予定です   ランチや、夜の食べ物屋さんも豊富でコケットの2人は目移りする毎日。 アクセスも良くなり駅からも近いので、是非みなさまのお越しをお待ちしております。   Coquette  林きょうこ 田島智子 今後、Shop情報はinstagram → @coquette.kandaCoquetteのBAGブランド情報はinstagram → @coquette.bag にて発信します。ぜひ皆様フォローしてください☆   *定休日や営業時間は以前と異なっております。またOpenしてしばらくは営業時間に変動があるかもしれません。Shop営業については、instagramの@coquette.kandaでお知らせをします。 Coquette株式会社 〒1010046東京都千代田区神田多町2-8-14 佐一多町ビルWeb: www.coquette.jp        

【大切なお知らせ】アトリエを引っ越します - Coquette Online Shop

【大切なお知らせ】アトリエを引っ越します

この度、ビルの取り壊しに伴いまして、アトリエショップを引っ越すことになりました。15年間、、、。 15年前に台東区のデザイナーズビレッジを卒業し、同区内にアトリエShopを作りました。 Parisのパティスリーのような外観にしたく、突然現れた不思議な色のお店に街ゆく人から、ここは何屋さん?とよく声をかけられたものです。 日本を飛び出してParisや中東、中国など海外の展示会にチャレンジしたのもここから。 スタッフを増やし、仲間と一緒に仕事をする達成感や喜び、そして難しさも教えてもらったのもここから。私が大人の人間として成長させてもらった大切な経験です。 また震災やコロナを経験したのもこのお店でした。 震災後、街から灯りが消え不気味なほど暗く静まり返った夜に、突然泣いて駆け込んできたお客様がいらっしゃいました。 何も力にはなれない状況でしたが、少しお話を聞いたら落ち着かれ出ていく背中を見た時に、ものを売るだけではなく、お店があることの意義や街に灯りが灯っている大切さを深く考えされられました。 この場所で15年間営業を続けてこられたのも、ご近所や地域の方々、お店を目指してご来店していただいた皆さまの温かい応援があってこそ。本当にありがとうございました。 さてさて、新しい場所は千代田区神田です。ご縁があって違う下町に引っ越します。変わらず下町は継続ですね笑お店は8月以降Openの予定のため、しばらくはオンラインショップのみの営業になります。 ここ数年、温めていたコケットの「これから」を形にしたく、OPENの際は改めてお知らせをさせていただきます。(東上野での営業は6月24日(土)を最後とさせていただきます) 心機一転、気持ちを新たに、皆さまに喜んでいただける商品を変わらず作り続けるつもりです。どうぞ今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。  Coquette 林きょうこ 引っ越しに伴いましてお問合せ、最終の商品発送は6月24日(土) (6月23日(金)のご注文分を最終) 新事務所での業務再開は7月4日(火)よりとさせていただきます。    

【大切なお知らせ】アトリエを引っ越します

この度、ビルの取り壊しに伴いまして、アトリエショップを引っ越すことになりました。15年間、、、。 15年前に台東区のデザイナーズビレッジを卒業し、同区内にアトリエShopを作りました。 Parisのパティスリーのような外観にしたく、突然現れた不思議な色のお店に街ゆく人から、ここは何屋さん?とよく声をかけられたものです。 日本を飛び出してParisや中東、中国など海外の展示会にチャレンジしたのもここから。 スタッフを増やし、仲間と一緒に仕事をする達成感や喜び、そして難しさも教えてもらったのもここから。私が大人の人間として成長させてもらった大切な経験です。 また震災やコロナを経験したのもこのお店でした。 震災後、街から灯りが消え不気味なほど暗く静まり返った夜に、突然泣いて駆け込んできたお客様がいらっしゃいました。 何も力にはなれない状況でしたが、少しお話を聞いたら落ち着かれ出ていく背中を見た時に、ものを売るだけではなく、お店があることの意義や街に灯りが灯っている大切さを深く考えされられました。 この場所で15年間営業を続けてこられたのも、ご近所や地域の方々、お店を目指してご来店していただいた皆さまの温かい応援があってこそ。本当にありがとうございました。 さてさて、新しい場所は千代田区神田です。ご縁があって違う下町に引っ越します。変わらず下町は継続ですね笑お店は8月以降Openの予定のため、しばらくはオンラインショップのみの営業になります。 ここ数年、温めていたコケットの「これから」を形にしたく、OPENの際は改めてお知らせをさせていただきます。(東上野での営業は6月24日(土)を最後とさせていただきます) 心機一転、気持ちを新たに、皆さまに喜んでいただける商品を変わらず作り続けるつもりです。どうぞ今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。  Coquette 林きょうこ 引っ越しに伴いましてお問合せ、最終の商品発送は6月24日(土) (6月23日(金)のご注文分を最終) 新事務所での業務再開は7月4日(火)よりとさせていただきます。    

大人買いした Arne - Coquette Online Shop

大人買いした Arne

冊子のArne(アルネ)を知ったのは、まだ結婚する前、主人と一緒に住み始めた頃。お互いの本が同じ本棚に並んだからだった。 この本好きなんだよねーと見せてくれて、パラパラとページをめくった時まだ会ったことがないお義母さんの台所が目に浮かんだ。 イラストレーターの大橋歩さんの抜け感のあるイラストと、ふわっと気取らない生活。一見はそうなのだが、実はそんなことは全くない。普段使いの食器、キッチン道具に生活道具、長年愛用している靴や洋服たちなど、大橋歩さんが長い時を掛けて選び抜いた「良いもの」が詰まった一冊で丁寧な生活、そんな言葉はまだ無かったのだけど、まさにそんな感じ。 当時の私にはハードルが高いセレクトの数々に、なんて素敵な生活なんだろうって。そして、この冊子が好きと言える旦那さんって(当時はまだ彼)のことをなんて大人なんだ!と正直驚いた。風貌からも意外(笑)おそらく、幼少期にそういう日常を送っていたからだろう。 先日、古本屋で偶然見つけ大人買いした。 あの時より今の自分にしっくりくる。休日にパラパラとめくっては「良いもの」って、変わらないものなんだなと、改めて。 Arneは私の永久保存版です。 *アルネは大橋歩さんが企画、編集、写真取材をした冊子。2009年12月15日発行の30号で終了しています。

大人買いした Arne

冊子のArne(アルネ)を知ったのは、まだ結婚する前、主人と一緒に住み始めた頃。お互いの本が同じ本棚に並んだからだった。 この本好きなんだよねーと見せてくれて、パラパラとページをめくった時まだ会ったことがないお義母さんの台所が目に浮かんだ。 イラストレーターの大橋歩さんの抜け感のあるイラストと、ふわっと気取らない生活。一見はそうなのだが、実はそんなことは全くない。普段使いの食器、キッチン道具に生活道具、長年愛用している靴や洋服たちなど、大橋歩さんが長い時を掛けて選び抜いた「良いもの」が詰まった一冊で丁寧な生活、そんな言葉はまだ無かったのだけど、まさにそんな感じ。 当時の私にはハードルが高いセレクトの数々に、なんて素敵な生活なんだろうって。そして、この冊子が好きと言える旦那さんって(当時はまだ彼)のことをなんて大人なんだ!と正直驚いた。風貌からも意外(笑)おそらく、幼少期にそういう日常を送っていたからだろう。 先日、古本屋で偶然見つけ大人買いした。 あの時より今の自分にしっくりくる。休日にパラパラとめくっては「良いもの」って、変わらないものなんだなと、改めて。 Arneは私の永久保存版です。 *アルネは大橋歩さんが企画、編集、写真取材をした冊子。2009年12月15日発行の30号で終了しています。